組立、バリ取り、研磨、工作機械へのハンドリング等の複数作業をロボット１台で実現可能に！ービー・エル・オートテック【PR】

　バンドー化学株式会社グループの一員として1987 年に創業した。産業用ロボット周辺装置の専門メーカーとして、力覚センサ、エンドエフェクタ自動交換装置、位置誤差修正装置など、ロボット手首周辺機器において国内で高いシェアを有している。顧客の多様なニーズに迅速かつ的確に応えるとともに、誠実で丁寧な営業活動を通じて信頼を築いてきた。今後もFA 市場の発展に寄与し、社会に貢献する企業であり続ける所存である。

　BL クイックチェンジは、ロボットや自動機のハンドやツールを自動で交換する装置であり、一台のロボットで多様な作業を実現する。これによりロボットの多機能化や段取り時間の大幅な短縮が可能となり、多品種少量生産への対応力を高めている。さらに、電気・流体（エア・水）の各種モジュールに加えて通信モジュールを備え、主要な産業用ネットワークに対応している点も特長である。今後は一層の小型化・軽量化を追求するとともに、大電流を扱うエンドエフェクタへの通電機能を備えた製品開発に注力し、柔軟かつ高効率な自動化を支える技術でFA 分野の発展に貢献していく。

　弊社は、組立、バリ取り、研磨、工作機械へのハンドリング、洗浄工程など幅広い用途に対応できる製品を開発している。実績あるクイックチェンジの着脱機構を継承し、用途に応じて多様なコンタクトブロックを装着可能とした新型クイックチェンジ「FlexR-25」をご紹介。従来は40kg 可搬以上のモデルでしか使用できなかった信号コンタクトブロックや省配線モジュールを、A 側・B 側双方に取り付け可能とし、適用範囲を大幅に拡大した点が特長である。また、着脱機構部は保護等級IP66 およびIP67を満たしており、高い耐環境性能を有する。さらに、パッキンなどのゴム材質には耐環境性に優れたフッ素を採用しており、長期にわたり安定した性能を発揮する。これにより多様な現場環境での信頼性と利便性を兼ね備えた製品となっている。

　A 社事例では、導入前はロボット1 台にナットランナーを搭載しネジ締め工程を行っていた。導入後は1 台のロボットで出力の異なる2 台のナットランナーを自動で使い分けることにより、従来2 台のロボットを要していた現場において効率化を実現した。これにより大幅なコスト削減に寄与した。

　B 社事例では、従来ロボット1台に小型サーボモータ搭載スピンドルを用いてバリ取りを行っていた。導入後はワーク搬送用ハンドとの自動交換が可能となり、人手による作業を自動化し、タクトタイム短縮と生産性向上に大きく貢献した。