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展示会

2026.10.30

〈展示会レポート〉JIMTOF2026開幕 各社が提案する最新技術を紹介 Part3

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 JIMTOF2024(第32回 日本国際工作機械見本市)が11月5日(火)~ 11月10日(日)の6日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。主催は日本工作機械工業会と東京ビッグサイト。工作機械、工作機器、工具、測定機器、CAD/CAM、AI・IoT関連サービスなど、国内外から1,262社・5,743小間が出展し過去最大規模での開催となった。

マグネスケール

 マグネスケールは、新開発のデジタル水準器を出展した。ワイヤレスで2軸(X、Y軸)を同時に測定できる工作機械用「Tilt gauge Micro」と半導体製造装置用「Tilt gauge Nano」の2機種を揃えた。ともに小型・軽量なコンパクト設計とし、任意の姿勢で設置して傾斜など任意の角度を測定することができる。分解能は、2機種とも1μm/m。本体には電源とオフセット調整の2つのボタンしか付けず、詳細な設定などは本体とBluetooth接続して同期したパソコンやスマートフォン(Android、iOS)の専用アプリから行う仕様としている。電源には単3乾電池2本を用い、連続使用時間は約11時間を想定している。(『機械設計』編集部)

ニッセイ

 ニッセイは、高剛性減速機「UXiMO(アクシモ)」シリーズに、新たに追加した直行軸タイプを出展した。角寸96の「DGX020」、同112の「DGX030」、同145の「DGX060」の3種類をラインナップした。いずれも取付け可能なサーボモータは100~400Wで、減速比は1/20、1/40、1/60、1/120。ハイポイドギヤを搭載している。工作機械のターンテーブル向けなどに、小型で省スペース化を図れる点を訴求する。2027年4月に発売予定。(『機械設計』編集部)

エバオン

 エバオンは、ドイツFranke GmbHが製造する「ワイヤレースベアリング」を出展した。同社によると、通常のベアリングとの違いとして、ワイヤレースベアリングの転動体は肉厚のある内外輪ではなく、4本の高性能ワイヤ上を転がる。ワイヤ製の軌道輪が内輪、外輪としての機能を担い、通常のベアリングと比べて重量とスペースを節約している。また、囲い構造物の自由な設計と材料の選択により、製品全体の重量を大幅に減らすことが可能だという。4点接触玉軸受として設計されており、1つの軸受でモーメント荷重、ラジアル荷重、アキシアル荷重のすべての方向の荷重を受けることができる。(『機械設計』編集部)

スガツネ工業

 スガツネ工業は、直動部品の簡易的な用途に適する「マルチローラーリニアガイドレール MLGX25型」を出展し、シャッターに搭載してデモした。MLGXシリーズは、特殊な2枚のプレートと、8つのベアリングによる同社独自の「デュアルX構造」を採用。予圧が均等になり、さまざまな方向の荷重を受けてもガタつかずスムーズな動きを実現するという。より簡易的な構造の「樹脂ローラーガイドレールMRG30-400」もPRした。また、「RGB LEDテープライト」は、溝幅8mmのアルミフレームに納まる点や機械の曲面に取り付けられる点などが好評だという。(『機械設計』編集部)

THK

 THKは、設備総合効率(OEE)の向上をテーマに、データ活用と自動化を組み合わせたソリューションを提案した。ブースでは、OMNIedge の適用例として。AIを活用した工具監視ソリューションなどを展示。不良品の連続排出防止や刃具寿命の最適化を実現するシステムとして紹介していた。
 搬送分野では、次世代リニア搬送システム「VTSシリーズ」の実機デモを行ったほか、フレキシブル搬送ロボット「SIGNAS」も展示した。SIGNASは部品供給や工程間搬送向けの自律搬送システムで、生産ラインの柔軟なレイアウト変更にも対応する。

NSK

 NSKは工作機械用スピンドル解析ツール「MT-Click!Speedy Premium」を紹介した。主軸剛性や軸受寿命をユーザー自身で解析できるデジタルサービスで、工作機械メーカーの主軸設計者から関心を集めた。従来は軸受メーカーへの依頼が必要だった解析を自社で実施できるため、設計検討の迅速化や開発期間の短縮につながるという。

NTN

 NTNは工作機械主軸用センサー内蔵軸受ユニットを展示した。荷重、温度、振動を軸受内部で直接検知し、ワイヤレスでデータを送信できる。担当者は「軸受の内側からデータを取得できることが最大の特徴」と説明。これまで個別ユーザーとの実証を重ねてきたが、実用化段階に達したことから一般提供を進める。説明員は「同様な機能は工作機械メーカーによる開発でも可能かもしれないが、多くの時間とコストが必要になるのではないか」と話していた。

ハイウィン

 ハイウィンは直交ロボットを活用した工程間搬送システムなどを展示した。説明員によると、直動案内分野での世界シェア2位の実績を背景に、日本メーカーと競争できる技術力を有しているという。中国メーカーはまだ技術的に追いついていないとの見方を示した。一方で現在は世界的な需要拡大が続いており、当面は需要対応に注力していくという。

日本トムソン

 日本トムソン(IKO)は、シリーズ最小サイズのリニアローラウェイスーパーX「LRXD8…SL」と、新製品のパラレルドライブステージ「PD…S」を展示した。小型ながら高剛性・高精度を実現した直動案内機器と、独自機構により低背・省スペース化したXYステージを提案。半導体製造装置や精密機器向けの小型化ニーズに応える製品としてアピールした。

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