機械設計 特集「生産革新のカギを握るロボットSIer」
2025.11.17
「AGVRobo」が製造現場の未来を描く―アイズロボ【PR】
【SIer協会会員】
会社概要
当社は生産現場などで使われている、産業用ロボットのシステムインテグレーター(SIer)として生産システム開発を手掛けている。少人数ながらも機械設計者・電気設計者・ロボット技術者・金属加工技術者のすべての人材がそろっており、企画から立ち上げまですべて社内で一貫して行えるのが強みである。また、お客様ごとの異なるニーズに応えるため、実際の現場を拝見し作業者の動きを綿密に観察・分析したうえで、専用ロボットハンドを開発し、ロボットの機能を最大限に活かしたシステムを設計・製作することが可能。こうした固定概念を排した柔軟な発想とシンプルかつ汎用性の高い機構設計により、他社が断念してきた複雑な手作業の自動化を実現する。
2025 国際ロボット展での出展ブースの見どころ【西1 ホール W1-15】
当社は「AGVRobo(協働ロボット搭載型AGV)」事業を6年前に開始し、過去にはAGVRobo を使った複数のNC 加工機へのハンドリングの実績がある。今回はその実績を活かし、倉庫でのコンテナ自動ピッキングを想定したAGVRobo とベトナム製AMRの連携を展示する。また今回の見どころは従来のAGVRobo を凌駕するスピードと滑らかな動作を備えた、新モデル「AGVRobo Type-V」をお披露目する。
AGV やAMR 自体、停止精度のバラツキが見られるが、そのズレをロボットハンドに装着したiRVision カメラを使い3次元補正をかけ、高精度なピッキング作業を可能にした。
デモンストレーションでは、AGVRobo がコンテナを正確にピッキングし、AMR が運び出していく一連の動作をご覧いただけるかと思う。このシステムは人手による作業工数を削減できるだけでなく、もともと使っていたラックやコンテナを利用し設備投資額を抑えて導入することができる。
実際の動作や活用シーンを、ぜひ当社ブースにてご体験していただきたい。
導入事例【「AGVRobo」が製造現場の未来を描く】
昨今、生産現場では労働力不足や人の入れ替わりによる生産性のバラツキが課題となっている。この課題解決のため、当社は協働ロボット搭載型AGV である「AGVRobo」を開発し、このたびNC 加工機を使った加工を行っているマクセルイズミ様に導入した。これまでマクセルイズミ様は、NC 加工機へのワーク(加工対象物)の供給・取り出し作業をすべて人手で行っていたが、弊社のAGVRobo を導入し、ワークの供給・取り出しを自動化することで単純作業をロボットに置き換え、生産体制の効率化と労働環境の改善を実現。
ロボットによる自動化は、日中の生産性向上はもちろん、夜間も無人で作業を継続できることによって人手不足、NC加工機の稼働率を改善した。
導入効果
今回導入したAGVRobo は、マクセルイズミ様に大きな効果をもたらした。最も顕著な効果としては、24 時間稼働体制の実現で、ワークを指定の置き場にセットしてもらう必要があるものの、帰宅前に夜間作業分のワークをセットすることによって無人での作業が可能となり、NC 加工機の稼働率が大幅に向上した。また、単純なワークの供給・取り出し作業から解放された従業員は、より付加価値の高い業務に集中できるようになった。
このように当社のAGVRobo はお客様の現場に合わせた最適なマテリアルハンドリングを実現することができる。
大阪府寝屋川市点野3 丁目4 番3 号
TEL:072-829-3560
URL:https://www.aizrobo.co.jp/