ニデックは、同社の工作機械事業を担うグループ会社であるニデックマシンツール(滋賀県栗東市)、ニデックオーケーケー(同)、PAMA(伊・ロベレート)、TAKISAWA(岡山市北区)の4社が製造する工作機械を網羅的に提案するテクニカルセンターを、ニデックマシンツール本社兼ニデックオーケーケー本社の敷地内に新たに開設した。2月5日には開所式と見学会を開催(図1、図2)。開所式にはユーザー企業など約115名が訪れた。
同センターの建設面積は約3,000m2。投資額は約30億円。同様のテクニカルセンターとしては、2024年に開設した中国・浙江省の施設に次いで2拠点目となる。同社のグループ4社が展開する歯車工作機械やマシニングセンタ、複合加工機などの工作機械を30台、常時稼働できる状態で展示。それらを稼働させる作業者も20~30名常駐する。
ニデックマシンツール兼ニデックオーケーケー代表取締役社長の仁井谷春彦氏(図3)は、同センター設立の目的について、「われわれ4社はニデック工作機械グループとして連携を深めながら事業を拡大しようとしている。その連携を見える形とするためにこのテクニカルセンターを立ち上げた」と説明。営業・サービス、研究・開発、設計・生産の分野で4社間での強いシナジーを生み出しながら事業拡大を目指す。
また、特に13台を展示する歯車工作機械について、歯車製造の初工程から最終工程までのすべての工程の機械を展示していることに触れ、「世界でも珍しい、唯一無二の設備」と同センターの優位性を強調した。
同センターへは年間で5,000~6,000人の来場者を見込む。