プレス技術 連載「我が社の現場DXはじめの一歩」
2025.02.28
第1回 素人でも簡単に使えるツールを発見!
企画・文=ものづくりライター 新開 潤子(オフィス・キートス)
協力=SUS 株式会社
文系ライターが「トレーニングキット」でプログラミングに挑戦
では、ここからはプログラムのド素人によるチャレンジの様子をご覧いただきたい。
始めに開封の儀。届いた箱を開けたら、写真2のアイテムが入っていた。そして付属のDVD に収録された「トレーニングキット」には接続動画やサンプルプログラムが収録されているので、初めてでも動画を見ながら操作できた。
写真2 SiOt トレーニングキット。セット内容:SiOt 本体、AC アダプタ、スイッチボックス(2点/ 照光)、USB ケーブル、USB-LAN 変換アダプタ、LAN ケーブル、ソフトウェアCD(写真提供:新開潤子)
接続については、同梱のボタンスイッチにあらかじめケーブルとコネクタが付いているので(写真3)、コネクタをコントローラにパチッと差し込むだけ(写真4)。電源ケーブルとLAN ケーブルも指示通り接続したら準備は完了だ(写真5)。
写真3 コネクタがあるので配線はワンタッチでOK(写真提供:新開潤子)
写真4 コントローラに、コネクタとLAN ケーブル、電源ケーブルを差し込むだけ(写真提供:新開潤子)
写真5 指示通り接続したらこうなりました(写真提供:新開潤子)
続いてトレーニングキットに含まれるサンプルプログラムと操作動画に沿って、専用ソフト「SiO-Programmer」(写真6)で動作を入力していった。すると、あっという間にスイッチのON/OFF 操作に成功(写真7)。続いて、スイッチのON/OFF したタイミングとインターバルをエクセルに書き込むことにも成功してしまった(写真8)。おおっ、これはド素人の私でもできている! 調子に乗って、オリジナルのプログラムにチャレンジしてみることにした。
写真6 SiO-Programmer の操作インターフェイス。日本語ベースでほとんどが選択式
写真7 スイッチとPC 画面が連動し、緑ボタンを押していることが画面でわかる(写真提供:新開潤子)
写真8 緑ボタンでスタート、黄色ボタンでストップ の時間のログが自動で取れた