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機械設計

2026.10.28

テクノダイナミックス、カム式同軸構造でバックラッシゼロの精密減速機を開発 ―フィジカルAIロボット向けに訴求

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 テクノダイナミックスは、同軸ローラカム式精密減速機「アーマードライブ(ARMOURDRIVE) XRシリーズ」(図1)を開発し、標準モデルの受注を2027年4月1日より開始する。
図1 同軸ローラカム式精密減速機「アーマードライブ XRシリーズ」

図1 同軸ローラカム式精密減速機「アーマードライブ XRシリーズ」

 同社は従来、工作機械などに使われるカム式直交軸でバックラッシのない減速機を開発・販売してきたが、アーマードライブは、カム式同軸構造でバックラッシゼロを実現したことが大きな特徴。同軸構造の歯車系減速機と比べて高精度かつ高剛性の利点を訴求し、繊細な動きが求められるフィジカルAI関連の高精度ロボット関節、工作機械、半導体・電子部品などの高速・精密位置決め搬送向けに、2030年度に年間1万台の出荷を目指す。

 アーマードライブは、入力軸(モータ軸)と出力軸を同軸に配置し、入力カム、入力固定ローラ、出力回転ローラの3要素で構成されるコンパクトな構造。モータの回転を入力カムの自転と公転による歳差運動で減速出力する(図2)。カムとローラは予圧調整され、転がり接触によって駆動されるのでバックラッシがない。片当たりなどなく、すべてのローラとカムが常時接触することで予圧調整を可能とし、高い剛性と精度を両立した。標準減速比は1段で1/40~1/196だが、技術的には約1/8~1/200まで対応可能だという。
図2 アーマードライブ模式図

図2 アーマードライブ模式図

 XRシリーズの標準モデルは取付けインロー外径ごとに、XR90、XR120、XR170の3機種を用意した。2028年以降、工作機械用高剛性モデル、ロボット用軽量モデル、DDモータ用薄型低減速モデルを展開する予定だ。

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