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型技術

2025.11.20

オートフォームジャパン、AutoFormユーザー会「AutoForUm 2025」を東京で開催

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プレス成形シミュレーション「AutoForm」を販売するオートフォームジャパン(東京都港区))は、10月31日ベルサール秋葉原で「AutoForUm 2025」を開催した。自動車・金型メーカーなど約170名が参加し、技術セミナーや活用事例の発表、導入企業間での交流が行われた。
 午前の技術セミナーでは、「AutoForm R13 アップデートセミナー」と題し、新機能のハイライトとして「測定機能の強化」、「クランプの無効化」、「しわ評価指標の新規導入」などが紹介された。
 午後からは「AutoForUm 2025」が開催。オートフォームジャパンの鈴木渉社長は「本フォーラムは2年ぶりの開催となります。講演企業様にはデジタルを取り入れた先進的な取り組みをご紹介いただき、参加者同士がトピックに基づいて議論しコミュニケーションをとることで、実務に役立つヒントを持ち帰っていただきたい」と開会の挨拶をした。
 はじめの講演では「デジタルスレッドで進化する開発プロセス-シミュレーションと3D計測の融合」と題し、同社と3D計測データソリューションを提供するPolyworks社が、エンジニアリングシミュレーションによる仮想検査プロセスなどについて紹介をした。
  トヨタ自動車は「AutoForm Assembly 活用による車両品質造り込みプロセス改善」と題し講演。高精度な単品でも車両評価により追加補正が発生していることが課題だが、車両評価をデジタルにシフトすることで、車両評価後の型補正や不良部位の手直し作業を削減したいと話した。
  プレス金型メーカーのナガラ(名古屋市中川区)は、AutoForm-DieDesignerの活用事例について講演。2015年に同製品を導入してからは、金型見積りから、工法、工程提案までのスピードがアップし、製作のリードタイム短縮に成功したと発表した。
 また、2010年以降、製作のフロントローディングが進むにつれ、改善提案を求められるようになり金型受注と同時にSE領域を担うことが増えたが、AutoForm-DieDesignerによるモデリングとシミュレーションを扱える若手人材を教育することにより、増大するSE業務に対応が可能となったと話した。
 このほか、三菱自動車工業、SUBARUによる活用事例などの講演が行われ、参加者からはさまざま質問が寄せられた。

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