1966 年創業のタシロ(神奈川県平塚市)は、医療・食品機械から各種FA 機器まで幅広い機械・装置の部品を手掛ける精密板金加工メーカー。これまで積極的な設備投資を背景とした短納期戦略で急成長を遂げてきた。さらに最近では、異業種企業とのコラボレーションにより新事業・新市場の創出を狙うなど次代に向けて攻勢をかけている。同社の三代目社長 田城功揮氏に町工場の在り方と、これからの戦略について聞いた。
たしろ こうき:1992 年生まれ。32 歳。大学卒業後、大手人材紹介会社を経て、2019 年入社。2023 年、代表取締役就任。趣味はバスケットボール、旅行。