機械設計 特集「生産革新のカギを握るロボットSIer」
2025.11.21
「プロジェクトの成功」を実現するロボットSIerーヤナギハラメカックス【PR】
【SIer 協会会員】
会社概要
工作機械業界、自動車業界、食品業界、半導体業界、印刷業界など、システム導入は多岐に渡る。基盤となるFAは長年の実績があり、機械設計、電気設計、部品加工、機械組立、制御盤製作などの技術を社内に有し、設備の設計から導入までを一貫生産体制で対応している。2017年に「ロボティクス支援センター」を開設し、顧客支援、業界の認知度向上、人材育成(安全特別教育やプログラミング講座の実施)を推進している。
また、静岡県と「ものづくり人材育成協定」を締結し、ロボット導入・活用に向けた支援も行っている。World Robot Sumit 2020(2021 年開催)の『製品組立チャレンジ部門』において当社チームが優勝し、経済産業大臣賞他2つの賞を受賞した。
2025 国際ロボット展での出展ブースの見どころ 西1 ホール W1-50
当社の「多岐に渡るシステム導入」「企業とのコラボレーションによる導入提案」を実感していただける展示となっている。
1.I-PEX ㈱様との「コネクタ自動嵌合デモ機」ではES-Gripper を使用し、各挿入位置での負荷測定にて挿入状態の合否を判断する電源端子挿入システムを提案する。また、アーム部にはSmart Cloth にて人の近接を検知し接触前に停止するデモを行い、協働ロボットの安全対策の提案をする。
2.㈱FingerVision 様との「薄板形状部品の搬送デモ機」では触覚センサーにて薄板の幅方向での把持を行い、板のタワミの変化に対応するデモを行う。
3.㈱ジャパンシステム様との「クリーム塗布デモ機」はコンベア上にクリームで文字を描くデモを行い、菓子パンやお菓子などにクリームやマヨネーズなど、人手に頼る工程の自動化提案をする。
4.金沢大学様との「冷凍魚(半身)の2 つ割りデモ機」は半身の冷凍魚の切断デモを行い、人に危険な工程の自動化と産学共同開発の事例提案を行う。
導入事例【「プロジェクトの成功」を実現するロボットSIer】
ロボット導入には「要件定義(機械仕様のまとめ)」が必要となるが、これまで手作業で行っていた工程をロボットに置き換えるということは、導入事例が無い場合は「開発案件」となる。そのリスクを低減し、着実なロボット導入をサポートするのが「トータルフロントローディング」である。
1.シミュレーション 3D でシステムを視覚化し、動きやレイアウト、タクトなどを、ものづくりを開始する前に行うことで要件定義をより確実なものに。
2.「PoC(実証実験)」 当社のロボティクス支援センターに常設されるロボットを活用し、机上だけでは限界がある事柄を実験、実証する。
3.「教育」 産業用ロボットの導入には導入側にも安全に対する社員教育が必要となる。そのための教育や、プログラミングを学ぶための講座などを提供し、会社としての導入体制の構築を支援していく(具体的な事例は当社のブース、またはロボティクス支援センターでご覧ください)。
導入効果
当社が推奨する「トータルフロントローディング」によって、さまざまなロボット導入が実現している。また、各社が提供するアクチュエータやエンドエフェクタを試みることにも積極的に取り組んでおり(その環境が整っている)、その結果、導入に成功した事例も多くある。
今回のI-PEX 株式会社様、株式会社FingerVision 様、株式会社ジャパンシステム様、金沢大学様とのコラボレーションの展示などもその一端の事例として是非ご覧いただきたい。あるエンドユーザーでは毎年定期的に当社で実証実験を行い、2年後、3年後の設備投資に備えるといった新しいシステム導入の在り方を「ロボティクス支援センター」では提供できている。
静岡県榛原郡吉田町住吉1541
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