鍛圧機械やレーザ加工機の最新技術が集まる国際展示会「MF-TOKYO 2025 第8回プレス・板金・フォーミング展」が7月16日(水)~19日(土)の4日間、東京ビッグサイトで開かれる。「人と地球にやさしい技術、持続可能な未来を築く」という副題の下、環境負荷の低減や作業環境の改善、現場の自動化に役立つ製品やサービス、ソリューションを各社が披露。メーカーや大学研究室によるセミナーも充実しており、情報収集に最適な場となっている。ここではMF-TOKYO 2025の東4・5・6ホールの注目製品を紹介する。
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東7・8ホールの注目製品はこちら
相澤鐵工所【東5ホール 5-27】
新型汎用シャーリング ADV-612
シャーリングADVシリーズは材料を刃の直前まで押さえられ今までより1枚多く加工します。リターンシュートとの併用により
・幅狭材料のねじれ反りを軽減
・手前だけで製品加工
・製品の裏傷軽減
また、日本鍛圧機械工業会準拠のコンパクトな安全防護柵を展示します。
アマダ 【東6ホール 6-06】
EGB8025e+CR-010B
コスト、スペース、操作の難しさなど、自動化導入における課題に応える協働ロボット付ベンディングマシンを展示会初出展。CAM 不要でプログラム作成が可能なためロボットプログラミングの知識不要で操作が可能、進入防止柵レスで省スペースと、初めての自動化を検討されている方に最適です。
アルファTKG【東5ホール 5-29】
板金AIと協働ロボットフェア[板金IoT・DX]
新DXシリーズ「alfa MES」、新製品のAI検査ロボットシステム「alfa LILY」、AIバリ取りロボットシステム「alfa JAMES」を初公開します。板金優良企業様が続々導入しているファイバーレーザ溶接システム「alfa JULIA」を実演。お客様のワークを溶接いたします。
イタカジャパン【東6ホール 6-08】
100%天然素材でできたドロスフリー溶液
100% 天然素材で作られた溶液でレーザー切断やプラズマ切断で出るドロス(ノロ)が剣山(レーザーのテーブル上の定盤)に付着しなくなる効果があります。1500㎜×3000㎜のテーブルとシャトルテーブルに320mlスプレーするだけで約1週間から3週間有効(稼働時間によって変わります)。多少付きますが簡単に手で落とせることから清掃が簡単となり、稼働率の向上となります。
キャドマック【東5ホール 5-26】
MACsheet DataPocket
フォルダ構成の変更不要で、即導入可能な板金製造データベースシステム。PDF、Office、CAD/CAMなど多様なファイルを図番で紐づけて一元管理。2D図面の自動3D化や他社CADデータの変換機能により、ソフト間の連携を可能にし、製造プロセスの最適化を実現。
バイストロニックジャパン【東5ホール 5-28】
スイスクオリティを誇るハイパワー最先端レーザ切断機
スイスに本社を置くバイストロニックのByCut Star 3015は、次世代高剛性フレームをベースに最大レーザ出力30キロワットのファイバーレーザを搭載し、薄板精密切断から厚板切断まで対応するオールラウンドプレーヤーです。特に、独自のミックスガス技術は厚板切断において、より優れた切断品質と高速度切断を実現します。
レーザ技術サービス/PENTA LASER【東5ホール 5-10】
ファイバーレーザ切断機『BOLTⅦ3015』
レーザ技術サービスは中国とイタリアの合弁会社PentaLaser社の工業用ファイバーレーザ加工機の販売を行っています。欧州安全基準のCE規格に適合した高性能なファイバーレーザ切断機を出展します。「BOLTⅦ3015」は最上位機種で、パレットチェンジャー、ノズルオートチェンジャーを備えます。
プレシテック・ジャパン【東4ホール 4-73】
ProCutter Prime
プレシテックのプロカッタープライムは、最大30kWのレーザ出力に対応する、効率、精度、柔軟性を兼ね揃えた新世代のレーザ切断技術です。従来のズーム機能より高品質を保ちながら切断速度を最大20%向上させることが可能です。
吉野機械製作所【東5ホール 5-44】
全自動ベンディングシステム YSP200-30R
世界初*ロータリー式長尺ATC(自動金型交換)装置を搭載し、複数工程を1台に集約しました 。特許番号(第7623057号)と注釈:CAM上で曲げ順とロボットの軌道を自動生成できるため、熟練者の知識や高度なティーチング作業が不要となります。※世界初400tonの7mまで油圧レスで実現。
ゴーショー【東4ホール 4-47】
HS ASPE 社製 高速タッピングマシン T10-S 型
イタリアSACMA グループ内タップ加工機専門メーカーのHS ASPE(エイチエスアスペ)社が開発した、従来のベンドタップを使用しない標準型タップ採用の“高速タッピングマシン。同時4 ヶ取り加工に対応し、最大生産数:200pcs./毎分を誇る。貫通穴ナットから袋穴ナット、各種自動車部品や建材ファスナー部品類に至るまで、M2 ネジから最大M30 ネジまで加工対応可能となり、ドリル加工も合せての複合加工機種まで準備している。
阪村機械製作所【東4ホール 4-30】
UWCV(ユニバーサルウエーブコンベア)
UWCV(※特許出願中)はストレートコンベア、カーブコンベアを一つのコンベア内に混在させることで、ロータリーダンパーでの乗り移りなしの部品搬送を実現しました。圧造品の高精度、かつ安定した搬送を実現するとともに、今までなかった画期的な方法で圧造品を取り出して箱詰めします。
スギノマシン【東6ホール 6-03】
レーザー焼け取りロボットシステム
スギノマシンは、6月発表の「レーザー焼け取りロボットシステム」を展示します。AIとセンシングで溶接焼けの範囲を自動判定し最適経路を生成。ロボットが自動で焼けを除去します。非接触のレーザー照射で金属へのダメージが少なく、薬品不要なため後処理を含めたトータルの工程短縮が可能です。
テラスレーザー【東4ホール 4-64】
次世代ファイバーレーザー溶接機 FIBER LASER FJW-1500
1500Wのハイパワーながら、チラー内蔵のコンパクト設計で持ち運びも簡単。ハンドトーチで狭小部や細部の溶接にも対応し、幅広い現場で活躍。レーザーは熱の影響が少なく、焼けや歪みを抑えた美しい仕上がりが可能。薄板の溶接にも最適。誤照射防止機構や簡単起動のサビ取り機能など、安全面も万全。初心者でも扱いやすく、自動ワイヤー送給、交換式ノズル、レーザーポインタ、ウォブリング機能など、多彩なサポート機能を搭載。