icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

機械技術

2026.01.26

CAMSUPS、CAD/CAM ソフト「ENCY」を発売 低価格で既存ソフトからの置換を提案

  • facebook
  • twitter
  • LINE

 CAD/CAM など製造業向けソフトウェアの輸入・販売などを手がけるCAMSUPS(キャムサップス、横浜市都筑区)は、2026 年1 月、ENCYSoftware 社(キプロス・リマソール市)製の3次元CAD/CAM ソフトウェア「ENCY( エンシー)」の販売を開始した。CAMSUPS は、ジェービーエム(現ジェービーエムエンジニアリング)の創業者である佐野泰治社長(図1)が2024 年に設立したスタートアップ。
図1 佐野泰治社長

図1 佐野泰治社長

 従来、CNC 工作機械と産業用ロボットを稼働させるにはそれぞれに対応したソフトが必要となり、ロボットを動かすためのツールパスの計算、複雑なロボットの動作に合わせた軌跡の変換、シミュレーションなどを別のソフトで扱うのが一般的だった。

 これに対して、ENCY にはCAD での図形作成から、CNC 工作機械やロボット用のツールパス生成のためのCAM、シミュレーションやポストプロセッサなどが組み込まれており、CNC工作機械でもロボットでも同じ感覚で直感的にプログラミングできるのが特徴(図2)。また、NCデータのレガシーデータをそのまま取り込んで使用することができる。
図2 「ENCY」使用画面の例(画像提供:CAMSUPS)
 料金体系としては、永久ライセンスとサブスクリプションの2 種類からの選択が可能。それぞれの販売価格は非公表だが、「永久ライセンスでは、従来のミドルレンジCAD/CAM ソフトの1/2 ~2/3 程度の価格で提供できる」(佐野社長)としたほか、「初年度には期間を限定して、ここからさらに半額に割り引いた価格で提供するキャンペーンも行う」(同)とする。また、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)2026 への出展も予定しており、低価格での商品展開と、早急な知名度の向上を図ることで、近年、販売価格が高騰しているミッドレンジ3 次元CAD/CAM ソフトのユーザーからの乗り換えを狙う考え。2030 年までに年商30 億円を達成することを目指す。

 同社はENCY Software 社の日本総代理店として、国内における同製品の供給を担う。同社の鳥羽洋行副社長は「今後は、国内でCAD/CAM をメインに取り扱う販売代理店をサブディーラーとして迎えて、技術サポートも含めた販売協力をしてもらう」と話す。

関連記事